カーピングスキーの特徴

カーピングスキーはスキー板のトップとテールの幅が太く,センターは細めに作られています。スキー板を雪面に対して傾けることで,より外力によって板がたわむようになっており,エッジが静止時のサイドカーブよりさらに小さい円弧を描いて雪面に食い込むようにつくられています。そのことにより,実用的なターンが実現されるのです。サイドカーブが R20(半径20m)未満のものと分類されています。

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カーピングスキーとは

カービングスキー (Carving Skis)とは,1990年代に,カービングターンが容易に行なえるように開発されたスキー板のことで,アルペンスキー用のスキー板のことです。強いサイドカーブを持っていたスノーボードをヒントに開発されたもので,従来のスキー板に比べ,側面を構成する円弧(サイドカーブ)がきつくなっており,また回転半径も小さくなっています。ちなみにカービングとは,ずれのないターンを意味しています。従来のターンではずれが多く,スピードが落ちていたため,これはプロスキーヤーのテクニックであったといわれていました。そのため多くの人が憧れていました。技術革新のもと,実現させたのがこのカービングスキーです。カービングスキーはとても魅力的な道具で,インエッジ,アウトエッジに荷重すると,自然にターンしていき,さらに簡単に回ることができ,ブレーキがきいて暴走せず,上達が早くなります。このカーピングスキーはスキー史上最大の革命とも言えるものです。

カーピングスキーの歴史

スキー板の設計,製造技術がCADやCAEの導入で発展した1990年代になって実現可能となりました。元祖は1992年にスキーメーカー・クナイスル社が発売した「ERGO(エルゴ)」といわれています。本来はレーサーのトレーニング用やお遊び用のセカンドスキー的な扱いでしたが,1998年頃,スラロームタイプが発売されたことでシェアを拡大しました。現在では,スキー板のほとんどがこのカービングスキーで製造されているまでになりました。

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カーピングスキーの種類

カーピングスキーの種類には大きく分けると4種類あります。1番目はイージーカーブで,カービング感覚をつかんだり,ワンランク上の滑りを目指すのに適しています。初級者〜中級者用として用いられています。2番目はピュアカーブで,レースカーブをベースに一般スキーヤーが,ゲレンデで使えるように設計されたものです。中級者〜上級者に用いられています。3番目はレースカーブで,文字通り,レースで使われるもので競技用として使われています。4番目はエクストリームカーブ(ファンカーブ)で,ストックを持たずに,身体を雪面ぎりぎりまで傾け,スノーボード感覚で楽しむニュージャンルのスキーです。フリー志向のスキープレーヤーが使用しています。